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会社の辞め時を考えるため、雇用保険の「基本手当」の仕組みを調べてみた

65歳を過ぎて退職した自分ではもらえないけれど、やっぱり気になります(笑)
失業給付は高年齢求職者給付金の一時金を受け取ったMackeeです。

前回いろいろと調べてみて、裏技的に64歳11ヵ月のうちに退職すれば失業給付金は『基本手当』が受け取れる事がわかりました。
この基本手当はいつの給与をベースに算出されるのか?、またもとの給与の何割になるのか、本当にお得になるのか考えるために調べてみました。

1. どの給与をベースに算出されるか?

基本手当の計算は、退職前の6ヵ月間の給与を基に行われます。 具体的には、退職前の6ヵ月間に支払われた給与の総額を180日で割った金額(賃金日額)が基準になります。

2. もとの給与の何割になるのか?

基本手当の支給額は、賃金日額に給付率(45%~80%)を掛けた金額になります。 給付率は年齢や賃金日額によって異なり、以下のような傾向があります。
・賃金が低い人ほど給付率が高く(最大80%)、賃金が高い人ほど給付率が低くなる(最低45%)
・60歳以上65歳未満の場合、給付率は50%~80%の範囲で決定される

3. 上限・下限額

基本手当には上限額と下限額が設定されており、年齢によって異なります。 例えば、60歳以上65歳未満の場合、1日あたりの基本手当の上限額は約7,420円、下限額は約2,295円となっています。

まとめ


・計算基準 退職前6ヵ月間の給与の平均(賃金日額)
・給付率 45%~80%(60歳以上は50%~80%)
・上限額(60歳以上65歳未満) 約7,420円/日
・下限額 約2,295円/日

退職前の給与が高いほど給付率が低くなり、逆に給与が低いほど給付率が高くなる仕組みです。

退職前の6ヶ月を合計して算出されることは分かりました。

では給付率はどのようにして決まるのか?
具体的な金額を知りたい場合は下記でご紹介するWebサイトで提供されている計算ツールを利用すると計算できます。

ハローワーク情報サイト~ハロワのいろは~
失業保険(失業給付額)を自動計算する

https://www.hwiroha.com/sitsugyou_kyuufu_keisan.html
 
次回はこちらのサイトの計算ツールを使った実例を試算してみます。

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