両親をみて、自分も長生きしそうなので年金受給を1ヵ月繰り下げてみました(笑)
65歳を超えて退職したMackeeです。
このブログ
シニア社員の辞め時は? 雇用保険をいつ貰うか考える
で書きましたように、65歳を超えて受け取れる雇用保険は「高年齢求職者給付金」の一時金になります。
改めて高年齢求職者給付金とは
65歳以上で雇用保険の被保険者期間が一定以上ある方が、失業した場合に受け取れる給付金のことです。再就職活動を支援するためのもの
年金1ヶ月繰り下げで、どれくらいお得に?
年金受給を1ヵ月繰り下げるごとに、受け取れる年金額が増えます。その割合は1ヵ月の繰り下げで年金額が0.7%アップします。
例えば、本来65歳から月々10万円の年金を受け取れる方が1ヶ月繰り下げると、その後の年金額は月々700円アップする計算になります。
損益分岐点はいつ?1ヶ月繰り下げの落とし穴
アップする金額はいいけれど、1ヵ月分受け取らないわけですからその分受け取る年金額はダウンするわけです。
ここでポイントとなるのは損益分岐点がいつになるのか?、計算してみました。
その時期は約11年11ヶ月後、けっこうかかりますねぇー。
さらなる落とし穴(^^;
それは退職した会社の離職票発行時期と何月に手続きするか、があります。
私の場合は、先の記事で書いたように会社が離職票の発行を忘れるという大失態をしてくれまして、高年齢求職者給付金が退職の翌月に受け取れなかったことです。さらに年金は偶数月の支給になりますので、偶数月に申請すると受け取れるのが翌々月になる場合があるので注意が必要です。
このお陰で私は1ヵ月無収入となったため、やり繰りが大変でした。
※申請した直後の年金は奇数月に一時金が支給される場合もありますので、年金事務所に確認してみましょう。
まとめ:気をつけるべきことは?
次の点に注意して、1ヵ月繰り下げるかどうか検討をして下さい。
・生活の現状をしっかり計算する
・不測の事態が起きても大丈夫なように当座の生活資金を確保しておく
・今から11年以上長生きする自信がある(笑)
特に手持ちの生活資金と相談してから決めることをお勧めします。