昨日のエッセイで紹介した、あんなに大きな鍋に溢れんばかりだった山椒の葉が、妻の手で佃煮に仕上げられた途端、鍋の底からわずか1cm程度にまで縮んでしまいました。
二人で4、5時間もかけて、ひたすら葉をむしり続けたあの努力の結果が、たったこれだけ……?あまりの分量のギャップに、思わず苦笑いしてしまいます。
そして気になったのは出来上がった佃煮の行方です。普段なら娘の家にもおすそ分けをするのですが、今回は「全部うちで食べる」とのこと。どうして?と理由を聞いてみると、妻の答えは明快でした。
「こんなに大変な思いをして、これっぽっちしかできない佃煮を、人にあげる気にはなれないわ(笑)」
長時間の「苦行」とも言える作業に付き合った身としては、その言葉に深く納得したのでした。本当に、あの作業は大変でしたからねー(笑)。
わが家の食卓で、噛みしめるように大切にいただこうと思います(^-^)