皆さん、こんにちは。Mackee(マッキー)です。
私たちシニア世代にとって、最も避けたい、あるいは恐れている言葉の一つが「認知症」ではないでしょうか。自分自身の記憶や人となりが薄れていく不安は、何物にも代えがたいものです。
しかし先日、そんな不安を払拭してくれそうな、まさに「夢のようなニュース」が飛び込んできました。
理化学研究所が発表した「脳の若返り」
読売新聞が報じたところによると、理化学研究所などの研究チームが、アルツハイマー病のマウスにおいて「脳の若返り」と「認知機能の改善」に成功したというのです。
アルツハイマー病のマウスの脳が若返り、認知機能改善に成功と理研など発表(読売新聞オンライン)
この研究の驚くべき点は、人工遺伝子を使って脳内の神経を文字通り「若返らせた」ことにあります。投与から12週間後には、アルツハイマーの原因物質とされるアミロイドβが約半分にまで減少していたというから驚きです。この人工遺伝子は単に細胞を若返らせるだけでなく、いわば「脳の掃除屋」を活性化させる役割を果たしているようです。
5年後の臨床試験、そして私たちの未来
研究チームのディレクターは、今後5年後をめどに患者への投与ができるよう研究を進めたいと語っています。
現在、私たちが健康に気を配り、なんとか踏ん張っているこの数年の間に、医療の世界では革命が起きようとしている。これは非常に心強い朗報です。私が80歳を過ぎる頃には、この治療法が当たり前の選択肢になっていたら……そんな想像をするだけで、少しだけ未来が明るく見えてきます。
「頭だけが若返る」のは幸せか?
ただ、この記事を読みながら、ふと一つの懸念が頭をよぎりました。
もし、この技術によって脳だけが20代、30代の冴えを取り戻したとして、自分の「身体」が年相応に衰えていたとしたら。鮮明な意識を持ちながら、思うように動かない体に閉じ込められるような状態は、それはそれで辛いのではないか……と感じてしまったのです。
「頭」と「体」。この両方のバランスを保ちながら年齢を重ねていくことの難しさを、改めて考えさせられます。認知症が治る未来を歓迎しつつも、やはり日々の適度な運動や食事で、脳の進化に追いつけるだけの「動ける体」を維持しておくことが、これからのシニアには求められるのかもしれません。
今日のつぶやき:
科学の進歩には驚かされるばかりですが、最後は自分の足でしっかり歩ける身体を維持して、その若返った脳にふさわしい肉体とともに、先々の何を見ていくのかが大切ですね。