皆さん、こんにちは。Mackee(マッキー)です。
突然ですが、皆さんは本物の「天の川」を最後に見たのはいつですか?
美しい星空に憧れて、過去に何度も星空の名所を訪ねては曇り空に泣かされてきた私ですが、このたび妻と一緒に一泊二日で、ある「リベンジの旅」に出かけてきました。
行き先は、南信州にある標高1918mの高所、「しらびそ高原」です。
「三度目の正直」をかけた星空観察
実は、しらびそ高原を訪れるのは今回が2回目。前回は雲が多めの空でイマイチな結果に終わっていました。さらに、同じく星空の聖地として有名な近くの阿智村を訪れた際には全天の雲に阻まれており、今回は私たちにとって「三度目の正直」をかけた執念のリベンジマッチでもありました(笑)。
お世話になったのは、高原に佇む宿「しらびそ高原天の川」。その名の通り、星空を楽しむには最高のロケーションです。
アルファードも登れるけれど……道中の心がけとたどり着いた後の楽しみ
ここで少し、これから行くことを考えている方へアクセスのアドバイスを。しらびそ高原へは公共交通機関がないため、車で向かう必要があります。文字通りの狭い「山道」が続きます。
道中、大型ミニバンのアルファードを見かけたほどなので、普通の車であれば問題なく登れるレベルではあります。しかし、すれ違いが困難な場所もある山道ですので、それなりの緊張感と事前の心がけは必要です。
とはいえ、高原までたどり着ければ、そこはアウトドアを楽しめる素晴らしいロケーションです。宿の周辺にはハイキングコースがあり、キャンプ場も併設されているので、アウトドア好きにはたまらない環境が広がっています。
夜中0時、玄関の向こうに広がっていた奇跡
宿で夕食を済ませた夜8時、いよいよ1回目の星空観察会が始まりました。我々夫婦を含めて4組の宿泊客が、貸し出されたマットを抱えて前庭に集合します。私たちはダウンを着込んで、防寒装備しての参加です。
しかし、空の三分の一程度はまだ雲に覆われており、満天の星空とはいきません。星空案内人のキキジイこと林和男さんの丁寧な解説のおかげでそれなりに堪能できましたが、やはり少し心残りです。すると林さんと宿の方が、「夜の0時を過ぎれば雲が抜けて、天の川が見えるようになりそうですよ」と教えてくれました。
その言葉を信じ、私たちは観察会のあと、部屋で3時間ほどの仮眠を取ることに。そして深夜0時、再び防寒着を仕込んで前庭へと向かいました。
宿の玄関ドアを開けた瞬間――そこに広がっていたのは、目の前にそびえる南アルプスの山並みの上を、文字通りサラサラと流れる壮大な「天の川」でした。「やっと見られた……!」と、妻としばし言葉を失いました。
愛用カメラを襲った夜露の罠
感動冷めやらぬ中、星空を撮影している林さんのご指導のもと、私も愛用のミラーレスカメラ「オリンパスペン」を三脚に据え、星空撮影にチャレンジしました。
夜空の星を捉えるため、シャッターを2分間開け続ける「長時間露光」を試行錯誤すること数回。「よし、これで今度こそ成功だ!」と液晶画面を確認すると……あれ? 何か変です。画面に写っているのは、ボケボケになった星たちでした。
原因は、標高約1900mの深夜がもたらす「あまりの寒さ」でした。
部屋の中で温まっていたカメラを急に極寒の屋外に出したため、結露(夜露)が発生し、レンズが曇ってしまったのです。撮影直前にレンズをきれいに拭いても、2分間という長い露光の途中でジワジワと夜露がついてしまうため、どうしてもシャープな写真が撮れません。
タイトルにある「まさかの伏兵」の正体は、この「夜露」だったのです(笑)。
結局、私のカメラに天の川をくっきりと収めることは叶わず、林さんがSNSに投稿した見事な星空の写真を、夫婦で眺めるという結末になりました(^^;。
今日の気づき:
念願 of 天の川は心のシャッターにしっかりと刻まれました。しかし、山の夜露という自然の洗礼もセットで知ることになったのです。カメラの防寒・結露対策、これもまた私の「世の中知らないこと」の一つですね。次回こそは完全なリベンジを誓います!
※実際の星空は、しらびそ高原と天の川のリンクからお楽しみくださいねっ