皆さん、こんにちは。Mackee(マッキー)です。
日常のちょっとした油断が、とんでもない大騒動を引き起こすことがあります。先日、夜の8時過ぎに台所のシンクを掃除していたときのこと。いつも通り排水口の内蓋を外してゴシゴシと磨いていたその瞬間、信じられないことが起きました。
掃除に使っていた古い歯ブラシが、手元からスルリと抜け、あろうことか排水口の深い穴へと真っ逆さまに落ちていってしまったのです。
絶望的な深さ。暗闇の縦穴との戦い
一瞬で血の気が引きました。
焦ってはいけない。まずは冷静に状況を確認しよう。そう決めて、排水口のかなり下の部分に落とした歯ブラシが見えました。到底届く房差ではないと理解したところで、次の行動に移ります。
シンク下の下扉を開け、シンクの排水口につながったホースを外してみました。床から数センチ立ち上がった排水口のパイプが見えます。1mくらいは歯ブラシに近づけるはずです。
中は真っ暗です。ヘッドランプをつけて下扉の中に頭を突っ込み、床近くの配管の隙間から中を覗き込んでみると……。
なんと歯ブラシは、床の高さからさらに約80センチも下の配管の奥に見えるではありませんか。とても手が届く距離ではありません。
まずは家にある細めの長いトングを差し込んでみましたが、全く届く気配がありません。下手に動かせば、トングまで縦穴に落としてしまいそうな恐怖が襲います。「これはマズイことになった……」と、狭いキッチン下で冷や汗が流れます。
試行錯誤の「突破ファイル」:自作工具でのサルベージ作戦
ここから、私の頭脳をフル回転させた試行錯誤が始まりました。テレビ番組の『突破ファイル』さながらに、家にあるもので即席の救出工具を作っては試すプロセスの連続です。
【第1の作戦:太めの針金】
先端を曲げて、歯ブラシのブラシ部分に引っ掛けようと試みました。途中まで持ち上がるものの、針金自体が柔らかすぎるため、重みに耐えかねて途中でグラつき、再び奈落の底へ落下。ホールド力が足りません。
【第2の作戦:園芸用の鉄製支柱】
「しなり」を抑えるため、今度は庭で使う細めの園芸用支柱(長さ約1メートル)を持ち出しました。これなら硬さは十分です。支柱の先で歯ブラシを配管の壁面に押し付けながら、摩擦力で少しずつズリズリと引き上げることに成功。しかし、あと一歩という詰めの段階でわずかに力が抜けると、またしても滑り落ちてしまいます。
【第3の作戦:釣り針型カスタム支柱(成功!)】
諦めるわけにはいきません。今度はその鉄製支柱の先端を、ペンチを使って頑丈な「釣り針型」に曲げて再トライしました。
シンク下は狭く、片目でしか配管の中を覗けない過酷な体勢です。精神を集中させ、曲げた先端をブラシの毛の隙間に慎重に潜り込ませます。鉄の支柱ならではの硬さを活かし、配管の壁にグッと押し付けるように力を込めながら、数ミリずつ慎重に引き上げていきました。
そしてついに……深い闇の底から、歯ブラシを無事にサルベージ(救出)することに成功したのです!
なぜ、配管業者を呼ばなかったのか?
時計を見ると、時計の針はすでに夜の9時半。格闘時間は1時間半に及んでいました。
「なぜ、最初から専門の水道業者を呼ばなかったのか?」と思われるかもしれません。もちろんそれには、困り事体験家を自認する私なりの、3つの明確な理由(と現実的な判断)がありました。
- 時間が夜の8時過ぎだったこと: 出張を依頼するには遅すぎる時間帯でした。
- 翌朝の家事への影響: 翌朝には確実に台所を使います。もし放置したまま水を流せば、水圧で歯ブラシがさらに奥の「見えない構造部分」まで流され、完全な配管詰まりを起こす危険性がありました。
- 経済的な理由: これが一番の本音かもしれませんが、夜間出張などをお願いすれば、確実に数万円の手痛い出費になります(笑)。
その場で頭を使い、自力で解決できて本当にホッとしました。狭い空間で頭を突っ込み、即席の道具を工夫してクリアできたことで、「シニアになっても、私の思考力と集中力はまだまだ衰えていないな」と、ちょっとした自信にもなりました。
しかし、今思うとラッキーな部分があります。歯ブラシはブラシ部分を上にして落ちたいたので、釣り針型の支柱でもひっかけられましたが、逆だったら…。そう思ったら、改めて血の気が引きました。
もし、その時は支柱に粘着力の強いガムテープを歯ブラシの長さに合わせて広く巻き付け、どこかちょっとでもくっついてくれたら引き上げられる『第4の作戦』を発動していたかも。ただ、二度と”作戦実行”はしたくないですね(苦笑)
今日の気づき:
台所の排水口を掃除をするときは、ゴミ受けカゴを外した状態での「手元の緩み」にくれぐれもご注意ください。万が一落とすといけないので、あらかじめブラシに紐をつけておくなど、安全対策を取ってから作業しましょう!
と自分に言い聞かせているマッキーでした(^◇^;)b。