皆さん、こんにちは。Mackee(マッキー)です。
今や財布以上に、失くしたら一大事になるのが「スマートフォン」です。連絡手段だけでなく、決済から個人情報の塊まで詰まっている現代の必須アイテムですが、もし今この瞬間に紛失してしまったら、皆さんは冷静に対処できるでしょうか?
昨日のエッセイでお話ししたように、私の娘がiPhoneを紛失するというトラブルがありました。その際、ある致命的な盲点が原因で、大ピンチに陥ってしまったのです。
「iPhoneを探す」が使えなかった、痛恨のミス
iPhoneには、万が一の時に別の端末から位置特定ができる「探す」という非常に便利な機能があります。家族のスマホを借りて、すぐに場所を特定しようとしたのですが……ここでまさかの事態が発生しました。
娘が、自分の「Apple Account(アップルアカウント)のパスワード」を正確に記憶していなかったのです。細かくいうと、複数記憶しているパスワードのうちのどれかだと思って試していたら、3回連続で外れてシステムにロックされてしまった、という顛末でした。
自分の電話番号は分かっていても、Appleのシステムにログインできなければ「探す」機能は使えません。場所の特定ができないまま立ち尽くす娘を見て、私は「絶対に覚えておくべき情報」の重要性を痛感しました。
【iPhone紛失時に、絶対に暗記・記録しておくべき3点】
1. 自分の携帯電話番号
2. Apple AccountのID(登録しているメールアドレス)
3. Apple Accountのパスワード
これらさえ頭に入っているか、あるいは別の場所に紙などで記録してあれば、身内のスマホを借りて一時的にサインインし、すぐに紛失した端末の現在地を突き止めることができます。
盲点:2段階認証を突破するための「サブ機」の存在
さらに、現代のセキュリティで厄介なのが「2段階認証」です。各種サービスを使うとき、IDとパスワードが合っていても、紛失したスマホ本体に「認証コード」が送られてしまうため、ログインが完結しないケースが増えています。
ここで大きなリスク回避策となるのが、「過去に同じApple Accountで繋いだことのある、別のデバイス」を自宅に持っているかどうかです。
具体的には、iPadやMac、Windowsのパソコンなどです。これらで一度でもログイン実績があれば、そちらの画面で2段階認証のコードを受け取ることができ、iCloudやGoogleの重要なサービスにアクセス可能になります。自宅のiPadが生きていれば、ひとまずLINEを使って周囲と連絡を取り合うことも可能です(もちろん事前にiPad側でも自分のLINEを使えるように設定しておく必要があります)。
古いiPhoneは捨てずに「緊急用の盾」として残す
And、私が特におすすめしたい究極のバックアップ術が、「機種変更で使わなくなった古いiPhoneを保管しておくこと」です。
万が一、主力のスマホが完全に行方不明になり、携帯電話会社でSIM(シム)を再発行することになっても、手元に古い端末があれば、それを「緊急用の電話機」として即座に復活させることができます。
最近のスマホは物理的なカードが不要な「eSIM」が主流になっています。もし古い端末もeSIMに対応していれば、店舗にわざわざ行かなくても、ネット上の手続きだけで数時間で手元の古いiPhoneへ電話番号を移行し、通話を復活させることが可能です。(※再発行手数料は会社により異なりますが、手元に端末があるだけで安心感が違います)。
今回は、私が手元に保管していた「古いiPhone」を娘に貸し出すことで、ひとまず緊急用の電話を確保することができました。
まとめ:現代のデジタル危機管理とは
「古い端末を売らずにバックアップとして持っておく」。これこそが、デジタル社会における理にかなった現代のリスク回避策だと私は思います。
シニア世代の私たちは、パスワードを「スマホの中のメモ帳」だけに保存しがちですが、肝心のスマホを失くしたらそれも見られなくなってしまいます。大切なアカウント情報は必ずアナログなノートやメモにも控えておくこと、親しい家族間で助け合える体制を作っておくこと、そして古い機器を味方にすること。この3つを、ぜひ今日のうちに確認してみてくださいね。
今日の気づき:
パスワードを間違えてロックがかかってしまった娘の姿は、私にとっても良い教訓になりました。転ばぬ先の杖として、古いiPhoneはいつでも動かせるように”動態保存”しておくことにします!