昨日の続きです。
妻の忘れ物を受け取りに麻布警察署へ行くため六本木駅で地下鉄を降りたときのこと。駅の構内を歩いていると、どこからかシャンシャンと大きな鈴の音が響いてきました。私の目の前に、リュックにいくつもの熊よけ鈴をつけた高齢女性が歩いています。当然ですが、六本木に熊は出ませんよ(笑)。
あまりのにぎやかさに周囲の人たちは距離を置いていましたが、地上へ向かうエスカレーターで彼女のすぐ後ろに並んでしまった私は逃げ場がありません。途中のの踊り場で追い越せるほど今の自分は早く歩けないため、しばらくはその音を間近でひたすら聞かされることになりました。その後、彼女が駅のトイレに入ったことでようやく束の間の平和が訪れました。
目的地の麻布警察署の遺失物窓口で手続きを待っていると、背後から再びあの聞き覚えのある鈴の音が近づいてきました。まさか彼女の行先も同じだったとは!
彼女は飲食店に置き忘れていたという杖を受け取ると、再び賑やかに鈴を鳴らしながら街へと帰っていきました。大都会の真ん中で遭遇した、なんとも不思議で可笑しな光景でした(^^;