23時すぎに就寝。
夜は相変わらず目が覚めるけれど、目覚めの時間間隔が広くなってきた。6時過ぎに目が覚めるのは痛み止めが切れてきて痛みが出てくるからかも。まだ痛みは割ときつめだ。
買い出し、朝食、自主トレと朝のルーチンをすべて終えて一段楽したあとはリハビリ室へ。担当のＫさんは血栓検査のエコーも見てくれていた。
血栓は整形だけでなく手術した患者さん全員がかかえるリスクだ。30代なかばに見えるKさんに、血栓を発症した例はないかと尋ねたところ、彼は5件ほど見ているとのこと。
その症状は心臓停止と脳血栓、どちらの症状がでるかは半々くらいかな、と言っていた。今日は木曜日。血栓騒ぎがあった翌日なので「卒業試験」は本日はなし。おかげで退院は週明けになりそう。
理学療法室で行うリハビリは午前中の1時間のみ。そのため、なるべく自主トレを行なっている。ここまでの日記にあるように、朝食前、午後3時ごろ、夜の8〜9時ごろと一日で3回の自主トレを行っていた。
どんな筋トレをしていたのか、説明します
壁に向かって立ち、壁に手をついて…
かかと上げして…
両足を20回
右足、左足を各10回
爪先上げを…
両足で20回
同じ体制でスクワット20回
↓
壁腕立て伏せ 30回
↓
壁から10cmほど離れて立ち、バンザイ型に上げた手を壁について胸を壁につける。10秒ほど身体を弓形にそらす（大先生が考案したもので背筋を鍛える） 5回くらい
↓筋トレを終えたら
歩行器を使ったウォーキング
このセットを大体20分くらい行う。もう少し集中的にトレーニングしたいけれど、身体が動かないので無理してすると足がつったり筋肉痛になってしまう。そのため、自主トレは朝、午後3時、夜8時過ぎの3回に分けて行うようにしていた。
なぜこんなに自主トレに励むのだろう？
手術を行うと、本当に驚くほど体力や筋力が落ちてしまう。確かに腰の手術で神経に触ったとはいえ、半年前に青梅マラソンを完走している自分が満足に手術直後は立つことも出来なくなるとはおもわなかった。熱心にリハビリをしていると思われるかも知れないが、社会生活が出来なくなるのではないかという不安を打ち消すために、真面目にリハビリに取り組んでいた気がする。