日々トレーニングをしているなか、12月の手術相談まで時間があるので、改めてこの病院でいいのか、他の病院を選ぶ選択肢はないのか調べてみることにした。
前回の病院を選択した経緯
前回の脊椎固定術を受ける際、私が選んだ病院は、他でもない叔母の紹介がきっかけだった。叔母も私と同じ脊柱管狭窄症を患っており、そこで受けた手術が非常にうまくいき、日常生活に全く支障がなくなったという。私の症状を聞いた叔母が、「ぜひ、あの先生に診てもらいなさい」と強く勧めてくれたのだ。
叔母からの心強い紹介があった一方で、私自身も念のため、ネットや書籍で情報を集めてみた。その際に最も参考になった本がこちらだ。
週刊朝日MOOK『手術数でわかるいい病院』
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このMOOK本は毎年最新版が出版されており、信頼性も高い。
調べた結果、叔母が紹介してくれた病院が、私の住む東京都内でもトップクラスの手術数を誇っていることが分かった。同じ症状に対して手術を多く行っているということは、それだけ多様な症例を経験しているはずだと想像できた。もちろん、手術数だけで病院の全てを評価するわけではない。しかし、信頼できる叔母の勧め、多くの手術件数、そして著名な主治医がいるという複数の理由から、前回の私はこの病院で手術を受けることを決意したのだ。
7年後の再手術、再びの病院選び
そして今回、前回の術後から約7年。症状が悪化し、再び手術が必要となった。しかも今回は、前回にも増してかなり大掛かりな手術になる。そこで私は、本当に同じ病院で手術を受けるべきなのかどうか、改めて調べることにした。
実は、前回の手術後の経過が思わしくなかった時期に、職場の同僚から別の病院を紹介してもらったことがあったのだ。その同僚の同級生が医師を務めているという脊椎整形専門の病院で、セカンドオピニオン的に診てもらったことがある。そこは、都内でも腰の手術数でトップ5に入るほどの実績がある病院だった。
もしかしたら、今回はこの病院で診てもらうのもいいかもしれない。そんな思いが頭をよぎりながら、私は再び**『手術数でわかるいい病院』**を開いた。
すると新たな事実が判明した。同僚に紹介してもらった病院は、確かに脊柱管狭窄症の手術は多く手掛けているものの、私が今回受けることになった脊椎変形の手術は行っていなかったのだ。脊椎変形の矯正術は、そもそも手術を行っている病院自体が少なく、実施している病院でも、他の病院を含めて狭窄症の手術の5分の1から10分の1程度しか症例がない、という現実を知った。
手術数が全てではない、という考えは変わらない。しかし、その病院が自分が受ける治療において、どれだけの実績があるかが数字で明確に分かる点が、この本のよいところだと改めて実感した。
最終的な決断
これらの状況を総合的に踏まえ、私は最終的に、前回と同じ病院で再手術を受けることを決断した。長年の腰痛と向き合ってきた私にとって、この選択のプロセスは非常に重要であった。
こうした私自身の病院選びの過程が、もし今、腰の手術先を考えている方や、脊柱管狭窄症やヘルニア、すべり症といった腰の病気に悩む方々にとって、少しでも参考や一助になるのであれば幸いである。