腰の手術、特に脊椎固定術のような大きな手術となると、やはり気になるのは医療費のことではないでしょうか。長年の腰痛に苦しみ色々と経験した私 Mackee(マッキー)も、いよいよ入院と手術が決まった時、真っ先に頭をよぎったのは**「お金」**のことでした。
手術・入院費用は高額!だからこそ「高額療養費制度」を活用しよう
脊柱管狭窄症やヘルニア、すべり症など、腰の病気で入院や手術を控えている方に、まずお伝えしたいことがあります。それは、健康保険の高額療養費制度の活用です。
高額療養費制度とは、医療機関や薬局の窓口で支払う医療費が、ひと月(月の初めから終わりまで)で自己負担限度額を超えた場合、その超えた分の金額が後から払い戻される制度です。
「入院や手術が決まっているのなら、事前に**「限度額適用認定証」**の申請をしておくこと」
これは、私が自身の経験から強くおすすめしたいポイントです。
なぜなら、この限度額適用認定証を病院の窓口に提示すれば、最初から自己負担限度額までの支払いだけで済むからです。
もし申請をしていなかった場合、一度は高額な医療費を全額支払わなければなりません。その後、健康保険組合などに申請すれば払い戻しは受けられますが、それには数ヶ月の時間を要します。手術や入院期間によっては、かなりの一時的な出費が必要となる覚悟が求められるのです。
私と同じ病室に入院していた方の話が偶然耳に入ったのですが、その方は怪我での手術で1週間程度の入院で約70万円もの請求があったそうです。もちろん、個々の病状や治療内容、入院期間によって費用は異なりますが、これくらいの一時的な支出がある、と心づもりをしておいた方が良いでしょう。
マイナ保険証活用で限度額適用認定の手続きがグッと楽に!
ここで、最近普及が進んでいるマイナ保険証の便利な点について触れておきます。
「マイナ保険証を利用すれば、高額療養費の限度額申請が不要になる」
これは、本当に画期的なことだと感じています。
従来の「限度額適用認定証」を手にするにはご自身が加入している健保や国保の窓口と約1~2週間程度のやり取りをする必要があります。書類を準備したり、郵送したりと、これが意外と手間がかかるものなのです。
マイナ保険証を医療機関で利用すれば、ご自身の所得区分に応じた自己負担限度額が自動的に適用されるため、このような煩雑な事前申請の手間が一切なくなります。入院前はただでさえ色々と準備することが多く、心身ともに余裕がない状態になりがちです。この手間がなくなるだけでも、精神的にとても助かるはずです。
「医療費」以外にも出費は覚悟!
最後に、高額療養費制度を利用しても、入院費用が自己負担限度額を超える場合がある、ということも覚えておいてください。
なぜなら、入院には健康保険が適用される**「医療費」**には含まれない支払いが色々と発生するからです。
例えば、入院中の食費。これは医療行為ではないため、原則自己負担です。
また、病院によっては、レンタルパジャマや、テレビ、冷蔵庫といったレンタル費用がかかることがあります。さらに、差額ベッド代(個室や少人数部屋を利用した場合の追加料金)も医療費には含まれません。
これらの費用は当然ながら自己負担となります。
腰の手術で入院を考えている方は、高額療養費制度で医療費の大部分はカバーされても、こうした医療費以外の出費も考慮して、ある程度のまとまったお金を用意しておくことをおすすめします。
##あくまで入院・手術体験者一個人としての意見です。詳しくは病院・健保組合/厚生労働省等の公的機関の情報を確認することをお勧めします。