腰痛に悩む皆さん、特にヘルニアや脊柱管狭窄症、すべり症などで手術を検討している方にとって、やはり気になるのは入院や手術に一体いくらかかるのか、というお金の話ではないでしょうか。
私、Mackee(マッキー)も脊椎固定術を決意した時、脊柱管狭窄症よりはるかに長い入院期間となるので、費用についてはかなり真剣に考えました。
今回は私の経験を例に、入院・手術にかかる費用をざっくりと試算してみます。
あくまで私のケースですが、皆さんの参考になれば幸いです。
入院・手術費用はこれくらいかかる!具体的な試算例
まず、今回の私のケースで病院から伝えられた入院期間の目安は、手術する病院で約1ヶ月、その後のリハビリ病院で2~3ヶ月でした。入院時に一般病床に空きがない場合、差額ベッド代が発生する可能性もある、と説明も受けていました。
そこで。
仮に食事代を1食460円、差額ベッド代を1日3,000円として、手術する病院で2週間、リハビリ病院で2週間差額ベッドを利用した場合で計算してみます。
・手術病院での追加費用(1ヶ月分):
・食事代: 460円 × 3食 × 30日 = 41,400円
・差額ベッド代: 3,000円 × 14日 = 42,000円
・合計: 83,400円
・リハビリ病院での追加費用(2ヶ月分):
・食事代: 460円 × 3食 × 60日 = 82,800円
・差額ベッド代: 3,000円 × 14日 = 42,000円
・合計: 124,800円
このように、医療費以外の費用がこれだけかかってくる可能性があるのです。もちろん、これはあくまで私の例であり、病院や個々の状況によって金額は大きく異なります。
高額療養費制度を最大限に活用しよう!
さて、前回の記事でも触れましたが、高額な医療費を抑えるための心強い味方が**「高額療養費制度」**です。
厚生労働省保険局:高額療養費制度を利用される皆さまへ
https://www.mhlw.go.jp/content/000333279.pdf
例えば、年収約370万円~約770万円の方の自己負担限度額は、80,100円 + (医療費 - 267,000円) × 1% と定められています。もし、前回例に出した医療費70万円だった場合で計算してみると、
80,100円 + (700,000円 - 267,000円) × 1%
= 80,100円 + 4,330円
= 84,430円
となり、自己負担額は約8万4千円に抑えられることが分かります。これは本当にありがたい制度ですよね。
ここが盲点!月をまたぐ入院・手術の注意点
ただし、高額療養費の計算には、一つ注意が必要な点があります。それは、計算が「月ごと(1日~月末)」で行われるという点です。
入院や手術が月をまたぐ場合、月末で一旦精算され、それぞれの月ごとに自己負担限度額まで請求されることになります。つまり、1回の入院に対して限度額が1回適用されるわけではない、という点に注意が必要です。
例えば、5月25日に入院し、26日に手術、そして6月24日に退院したケースを考えてみましょう。
・5月分: 手術と25日から31日までの入院医療費に対して、限度額の「80,100円 + α」が適用されます。
・6月分: 6月1日から24日までの医療費に対して、再度限度額の「80,100円 + α」が適用されます。
そのため、この場合、1回の入院で最低でも160,200円 + αの医療費がかかることになります。長期入院や月をまたぐ入院の可能性がある方は、この点をしっかりと把握しておきましょう。
40代以上の会社員・シニアの方へ、私からのアドバイス
40代以上の皆さん、特に慢性病を抱え、私のように長期入院や大きな手術の可能性がある方は、次のことを強くお勧めします。
1.ある程度の手持ち資金を用意すること: 医療費以外の費用や、一時的な立て替えに備えて、ある程度の預貯金は必須です。
2.現役世代のうちに医療保険への加入を検討すること: 公的な健康保険だけではカバーしきれない部分を補うためにも、「万が一」に備えて医療保険に加入しておくことは、経済的な安心に繋がります。
これらの備えがあれば、いざという時にも冷静に対応できるはずです。
※あくまで、長年の腰痛と脊椎固定術を経験した一個人としての意見です。
高額療養費制度の詳細や、具体的な医療費については、ご自身の加入している健康保険組合や厚生労働省などの公的機関の情報を必ずご確認ください。