日記 第2章

【第2章】難関「処方箋」をこなす日々

2025-06-06

大先生から渡された「処方箋」は、決して楽なものではなかった。
ウォーキング15分、トレーニング20分程度。これを朝・昼・晩と1日に3回も行うのだから、けっこうな運動量だ。しかし、私も一応市民レベルではあったものの元マラソンランナーの端くれ。トレーニングは得意な分野だ。ここは頑張るしかない、と心に決めた。

仕事のある平日は、週に3日の在宅ワークで時間を取りやすい。しかし、出勤日の2日間をどうこなすか、これが悩みの種だった。考えた結果、昼食を早めに切り上げ、職場の長い廊下と階段を利用して10分間のウォーキング。さらに、会議スペースでトレーニングを行うことにした。

おかげで、1時間の昼休みはとっても忙しかった(笑)。

ウォーキングで、さすがにトレッキングポールを使うわけにはいかないが、社内の長い廊下と階段を組み合わせることで、独自のコースを設定した。
トレーニングは、自分のデスク近くにパーテーションで区切られた会議スペースがあったので、そこを利用した。トレーニングが昼休みの終わり近くまでかかることもあり、早めに会議に来た同僚にバッタリ会って驚かれる、なんてことも稀にあった(笑)。

社内で運動療法をすべて完結できたのは本当に助かった。天候に左右されることなく、一年中エアコンが効いた快適な環境で取り組めたのは、大きなメリットだった。おかげで、割と快適に続けることができた。

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一ヶ月後の診察、そして執刀医を紹介される
毎日「処方箋」に従って運動療法を続けた1ヶ月後。
ほぼ完璧にこなしたことを示すチェックシートを携え、大先生の診察を受けた。結果は、もちろん「OK」のお墨付きである。

このとき、大先生から重要な話があった。
実は、大先生ご自身はすでに手術の現場からは引退されているとのこと。そのため、実際に執刀するのは、別の若い先生が行うことになる。もちろん、手術全体の指揮や最終的な判断は、引き続き大先生が執る、という説明だった。

そして、その場で執刀する先生を紹介された。
30代半ばだろうか。身長180cmを超える、見るからに体育会系といった雰囲気の先生であった。頼りになりそうな印象を抱いた。

最後に12月の再診の予約を入れた。それまでの間も、日々の仕事と、この「処方箋」に基づくトレーニングを続ける日々が待っていた。腰の不安を抱えながらも、手術に向けた準備が着々と進んでいくのを感じていた。

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