脊柱管狭窄症やすべり症など、腰の病気で長期入院と脊柱矯正手術を控えている皆さん、入院前の日々をどう過ごすべきか、不安を感じているのではないか。私Mackeeもそうだった。数ヶ月にわたる入院、そして退院後も身体の自由が制限されるという現実を前に、**「動けるうちに何をすべきか」**を真剣に考えた。
腰の手術体験から導き出した、**「入院前にやるべきこと」と「悔いを残さないためにやりたいこと」を、私のストーリーと共に紹介する。これは、単なる準備ではなく、不安を解消するための時間**の使い方だ。
長期戦の準備:「やりたいこと」リストを実行する
脊椎固定術を受けると、術後はコルセット装着や動作制限があり、元の生活に戻るまで相当な時間がかかる。「いつ長距離を運転できるようになるのか?」「どのくらい歩けるように回復できるのか?」、すべてが不明だった。
だからこそ、私は身体が許すうちに、趣味やレジャーを思い切り楽しむことにした。
- ソロキャンプの復活
数十年ぶりにソロキャンプをしてきた。もともとは登山などでキャンプ経験があったが、今回は目的が違う。入院という大きな非日常を前に、一人で焚火を見つめながら、ゆっくりと自分と向き合う時間を過ごすためだ。冬の時期だったが、今のキャンプ場は設備も良く、他のキャンパーが少ないので静かに過ごせた。火の揺らめきを見つめる静かな時間は、入院への不安を和らげてくれたように思う(未経験者の冬のソロキャンは無謀ですのでやめておきましょうね)。 - 車で行く温泉旅行
退院後、家族旅行に出かけられるようになるまで何ヶ月かかるか分からない。そう思い、妻と二人で伊豆方面へ温泉旅行に出かけた。手術前の身体でも楽しめるよう、負担の少ない自然散策コースを選び、温泉にゆっくり浸かった。これは、入院前の最後の思い出作りであり、妻への感謝を示す大切な時間でもあった。
退院後の不自由さに備える「家のこと」
脊椎固定術後の生活で最も厳しい制限の一つが、**「重いものが持てなくなる」**ことだ。コルセット装着時はもちろんNG、その後も脊柱固定部位に負担をかけないよう、退院後も長期間にわたり重量物の持ち運びは注意を要する。
そのため、動けるうちに「家のこと」の整理を進める必要があった。
- 不要家財の売却・処分
「明らかに重量物が持てなくなる」という事実を受け入れ、身体が許すうちに不要家財の処分を実行した。重くて大きなタンス2竿、使わなくなった椅子やテーブルなど、かなりの量を売却したり処分したりした。退院してからでは、家族に負担をかけるか、業者を呼ぶしかなくなるため、**動けるうちに売る**のが最善の策だ。 - 重いものの配置換え
衣装ケースなどは20キロくらいになるものもあり、これも重いものが持てるうちに場所の入れ替えや、中にしまってある服の整理を行った。頻繁に使うものは低い位置へ、重いものはできるだけ動かさなくて済む配置へと変更した。
数ヶ月不在にする部屋の「片づけ」戦略
数ヶ月間、自分の部屋を空けても家族に見苦しくないように、そして気持ちよく入院生活に入れるよう、片付けも徹底した。
- 自分の部屋の片づけ
- 不要雑誌を捨てる。
- 読まない本を売る。
- PCパーツなど不用品をオフハウスなどのリサイクルショップに売却する。
どうしても片付け切らない細々としたものは、袋にまとめて納戸へ収納してしまった。後から「そんなところに荷物を隠して!」と妻に怒られたが(笑)、とにかく「入院」と「回復」に集中するため、**気になるストレス要因を排除する**ことが最優先だと感じていた。
入院前の数ヶ月は、身体のケアだけでなく、心の準備と家族への負担を減らす準備ができる最後の貴重な期間だ。長期入院が決まっている方は、ぜひ、悔いのないよう過ごしてほしい。