駅前まで出かけると、よく足を運ぶお気に入りのカフェがあります。
場所は駅ビルの最上階、その一番端っこ。ふらりと通りかかって偶然見つけるような場所ではなく、まさに知る人ぞ知る「穴場」といった趣のお店です。この場所を教えてくれたのは妻で、どうやらお仲間内でのクチコミだったそうです。
通い始めた当初は、いつ行ってもほどよく席が空いていて、ゆったりとした時間が流れていました。ところが数年経った今、その光景は一変しています。いつ訪れても、広い店内のほとんどの席が埋まっているのです。そして興味深いのは、そのお客さんの7割ほどが「オバサマ達」であること。店内のあちこちで、楽しげな歓談の花が咲いています。
SNSのようなネット上の拡散力には即効性がありますが、じわじわと、しかし確実に広がり、定着していくオバサマ連のクチコミ力には、いつも脱帽してしまいます。お気に入りの居場所が賑やかになるのは少し寂しくもありますが、これもまた、確かな情報の勝利なのかもしれませんね。