リハビリ 入院 日記

15. 入院九日目1 社会復帰と現実と

bryan-g-chan

雨の降る朝になった。
ついに退院が見えてきた日の朝、自主トレにも力が入る。
朝のコンビニでプロテインinを買ってきた。筋肉増強できるかなー(笑)。

リハビリルームに行く時間も近くなってきた。卒業検定は階段昇降に加えて病院の建物を出て外回りを歩くことになるので外出着に着替えて準備して出かける。

リハビリルームに着くと私の姿を見たKさんが少し申し訳なさそうに言う。

「今日は雨が強く降っていますので、外歩きは次回にしましょう。。。」
「はい…」

これで月曜日の退院は無しとなる。
ちょっと気落ちしながら階段昇降テストをパス。あとは外歩きに合格できれば卒業=退院だー、と思うことで気を取り直す。

お昼ご飯に青菜のおかか和えが出た。減塩醤油がかかっているkれでど、醤油の風味と塩味が明確に感じられる。入院生活が長くなったんだなぁと実感。

妻が来たので退院は火曜になりそうと知らせる。
手術が終わり病室に戻ったときに妻が主治医から受けた説明の内容を教えてくれた。

その内容は…
私の場合、年齢にしては変形、湾曲が大きい。そのため背骨は真っ直ぐになっていないので、無理すると再発やインプラントの部分が傷む可能性がある。手術して社会復帰した患者さんに対して、医師は危険性があるからとアレヲヤルノアコレはだめ、と指導する訳にはいかない。しかし無理をすると背中の骨固定インプラントが悪化する可能性がある。脊椎インプラントの悪化・再発する率は十数%、私はその十数%になる確率が高いというわけだ。

確かに理学療法士のKさんから、お尻を激しく打つとインプラントのネジ部分にヒビが入る可能性があるからお尻を強打する可能性が高いスポーツ、登山やボルダリングは避けた方がよいとは言われていた。

手術をしたからといって、以前の生活がすべて取り戻せるわけではない。それは覚悟していた。しかし、現実をつきつけられて改めて早めの対処をしなかったことが悔やまれる。
ここまで悪化する前に大先生に診てもらっておけばよかった、と。腰、脊椎系のトラブルは早めに実績ある専門医にかかれば完治の可能性が高められると感じている。なにせ叔母は完治して元気に過ごしているのだから。

##このブログを読んでいる脊椎、腰椎にトラブルを抱えている方、早めに専門医を受診することをお勧めします、あなたのために。

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