病院・入院

【入院・手術をする人のために】 入院前に準備しておくお金のこと

bryan-g-chan

医療保険
序章で説明したとおり、やはり医療保険は頼りになります。
この保険があるおかげで、今回は差額ベッドをなんの気兼ねもなく選ぶことができました。結果として入院費は差額ベッド代も含めて保険でほぼまかなうことができたのです。

医療保険に加入している方は入院前に保険会社や代理店に連絡をして、保険請求に必要な書類を手にしておきましょう。

 

限度額適用認定
医療保険だけでなく、健康保険の限度額適用認定も受けておきましょう。
あらかじめ入院、手術と医療費が高額になるのが分かっているときは、会社の健保組合や国保を取り扱う市町村役場の国民健康保険の窓口へ申請します。認定証が発行されるまで1〜3週間ほどかかりますので、早めに申請しましょう。
限度額適用認定証がなくても、高額医療となったときは後から限度額との差額を受け取ることができます。しかし、一旦医療費を全額払う必要があり、差額が戻ってくるまでは書類を提出したうえで数ヶ月かかるため一時的ですけれど金銭的負担が生じてしまいます。ですので、あらかじめ限度額適用認定を申請しておくことをお勧めします。

もし怪我などで緊急入院したときでも、家族など身の回りの方にすぐに手続きをしてもらいましょう。

入院日程に注意!
選べるなら月をまたがず入院する日程を選ぶことをお勧めします。

私自身が入院して気づいたことです、意外な盲点がありました。
さきほどの限度額適用認定、入院費の締めは月ごとになりますので、限度額認定の基準も月ごとでの上限金額になります。私のように2ヶ月にまたがって入院したときは、最初の月末に限度額いっぱいの金額を請求されることになります。さらに退院時に請求書がっくるのでそこでも限度額いっぱいまで請求されてしまいます。もし1ヶ月内で入院手術がすべて終わるなら、今回の入院手手術の収支は大きくプラスになっていました。

もし可能なら、入院期間予定をふまえて入院時期を決めていくとよいと思います。

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