病院・入院

【入院・手術をする人のために】 診てもらう病院を選ぼう

bryan-g-chan

入院・手術先はしっかり選ぼう

どの病院で受診〜入院するのかは大変重要です。
私の場合、腰椎ヘルニアで診察を受けましたが、東京都下の病院が多い環境でも腰に詳しい医師になかなか巡り会えませんでした。ヘルニアを再発させているうちに脊椎間狭窄症になり十年以上も腰痛で苦しみました。初期のヘルニアのときに腰の専門医に巡り合っていたら、ここまで苦しむこともなかったかもしれないと思っています。

病院選びで参考になる書籍がこちら。
日経実力病院調査 2018-2019年版 (日経ムック)

病気の種類別、たとえば胃がんについて、どの病院が1年間に何件の症例を扱っていて、手術したのか手術なしで対処したのか、5年生存率などが一覧表でわかります。しかも都道府県別でまとめられているので、自宅から近い自分の病気を扱い慣れた病院を探すことができる。セカンドオピニオンの診察をお願いするのにも役立つ書籍です。
ネット上には色々な口コミもありますが、医療関係の情報は口コミだけに頼らず確実なデータを見て判断するべきと思います。客観的なデータを見た上で、口コミや病院のWebで、どの先生が評判をとっているのか見るようにすると良いと思います。

 

私は入院先として都内の大手病院を選びました。
ここを選んだのは、叔母がこの病院で脊柱菅狭窄症の手術を受けて成功していたことが大きなな理由です。その病院は日経実力病院調査調べてみると取扱い症例数も東京都のトップ5に入っています。さらに病院のホームページで、手術だけが治療方法ではないことを念入りに説明していたことも信頼度を高めました。腰の手術は難しいようで、身近な知人で腰を患った人たち数人が他の病院で腰の手術を受けたにもかかわらず術後も痛みや痺れに悩んでいるのを見てきました。そのため診察先の選定には慎重を期したわけです。

大病院は紹介状がないと行かれませんので、普段通っている病院の先生に紹介状を書いてもらってから行きましょう。有名な先生ですと予約が必要な場合もありますので、あらかじめ行き先の病院のWebで確認をしておくとよいでしょう。

 

追記:脊柱管狭窄症なら一度は専門医に診てもらおう!
先に書きましたように、脊椎疾患に強い整形外科の医師は、さほど多くありません。専門ではない医師に診てもらって、よくならないから整体や鍼に通って……というのが、ありがちなパターンです。実は私も手術に至る前に10年以上整体や鍼に通っています。もちろん整体や鍼の先生も素晴らしい方がたくさんいらっしゃいます。しかし自分の身体の治癒力では回復できないくらい悪化していたら、西洋医学に頼るしかありません。手術となる場合でも早ければ早いだけ軽く済みますので、先に上げた「日経実力病院調査」などを参考に、一度は専門医に診てもらうことをお勧めします。

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