先日、運転免許試験場で免許更新して、講習を受けてきました。
そのときに講師の方が強調していたのが、、、
運転中の「ながらスマホ」の厳罰化
です。
12月1日からは特に気をつけよう
2019年の今年の4月に法制化され、新たな罰則が12月1日から施行されます。講師の方が言われて気になったのが、次の一言。
「12月1日から、しばらくは『ながらスマホ』の取り締まりが重点的に行われると思いますよ。」
罰則が12月1日から強化されることに伴い取り締まりも強化されると予測されるわけです。罰則はそれまでに比べて約3倍に強化されます(もちろん運転中のながらスマホは事故に繋がる危険性がるので罰則に関わらず絶対にやめるべきですが)。
罰則はどこまで強化される?
各ニュースサイトにも出ておりますが、具体的な罰則は次の通りになります。
スマホ(携帯電話)を運転中に使用した違反(保持)
今まで;5万円以下の罰金+減点1、反則金6千円
⇒これから;6か月以下の懲役、または10万円以下の罰金+減点3、反則金1万8千円
ながら運転が交通事故などの危険に結びついたとき
今まで;3か月以下の懲役又は5万円以下の罰金+減点2
⇒これから;1年以下の懲役、または30万円以下の罰金+減点6
はい、危険行為と判断されたら一発免停になるわけですね。
それだけでなく、保持=持っただけでも違反になります。信号待ちなら「運転」じゃないだろう!?という意見もありますよね。調べたところによると信号待ち中は一応停車している範囲に入ると法律家は判断しておりますが、道交法に明記されていないそうです(第71条第5号の5)。また警察もこの件について明確な判断を出していません。ですので、グレーゾーンと言えそうです。グレーということは厳しく判断することも可能になります。罰則強化後に厳しく取り締まりが行われそうなことを考えると、
赤信号で停止中もスマホは持たない
とするのが、確実だと思います。
どんな風に取り締まりをするのか?
以前、ジョギング中にスマホ使用の取締りに出くわしたことがあります。そこは渋滞中の道路でした。物陰に少し隠れるように警察官の方が立って、通行中の車をチェックしています。
渋滞 → つい、スマホを見る → ついつい、そのまま動く→ 警察官が確認・連絡 → その先の交番に誘導されて違反切符を切られる
という図式で取締りをしていました(あせ)。
渋滞中はついスマホを見たくなってしまいますが、渋滞は何もしていなくても追突事故が起きやすい環境ですので、やはり危険なことには変わりないです。厳罰化となると、前の車にコツンと当たっただけで先に書きましたように多額の罰金と一発免停が待っています。
運転対応アプリを有効に使おう!
しかしどうしても仕事等で電話やメッセージを確認する必要があることもありますね。そんな時は機能が大幅に高くなっている自動車対応アプリ = Android auto や Apple CarPlayを有効活用しましょう。
いま自分が乗っている車のナビはApple CarPlayに対応しています。以前はイマイチ使いにくい点もありましたが、iOSのバージョンが上がって大変使いやすくなりました。
運転中はスマホを手に持つことなく、ハンドルにあるボタンやナビのタッチパネル、音声操作で機能を利用することができます。Android auto や Apple CarPlayを利用して、スマホに目を向けなくても機能が使える環境にしていくことをお勧めします。
改めて申し上げますが、ながら運転は絶対にやめましょう。
この言葉は信号待ち中ならいいだろうと、LINEを見ることがある自分に対する戒めでもあります。
ながら運転の厳罰化を良い機会ととらえて、運転中はスマホを手にしない「習慣」を身につけ、安全運転を心がけていきましょうね。